オリンピック金メダリスト、羽生 結弦 選手に学ぶ、強くなる為に必要な「努力」の考え方!

プロ選手について語る

こんにちはカタルです。

今回、コロナ禍で行われた夏のオリンピック!

やっぱりアスリートの切磋琢磨する姿は最高だなとつくづく思いました!

ほんと無観客だったのが実に残念です…

出来ることならどれか一つでも観に行きたかった…

直接アスリートの集中したプレーや雰囲気を感じたかった…

やっぱり生で観戦するのと、TVで観戦するのとでは、一味も二味も違うと思いますからね!

しかも今回は、金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個、合計58個と言う過去最高の成績!

きっとここでしか味わえない最高の瞬間が、数多くあったことでしょう!

 

しかし、この輝かしい成績の裏側には、勝つ為に想像を絶する「努力」を積み重ね、期待から来る大きなプレシャーや、ケガなどの苦しみを跳ね除けてきたと言う過程が有ることは間違いないと思います!

今回は、そんなアスリート達がこの「努力」に対してどう考えているのかが少し分かる、冬のオリンピックの金メダリスト、フィギュアスケートの羽生 結弦 選手のエピソードを紹介したいと思います。

 

冬のオリンピック金メダリスト、 羽生 結弦 選手

おそらく日本で、 羽生 結弦 選手を知らない人はいないと思いますが、一応これまでの戦績を紹介していきたいと思います。

フィギュアスケーター 羽生 結弦 選手の戦績

2014年、2018年の2大会連続オリンピック金メダリスト。

世界ランキング2013年~2017年までの5年連続1位。

2013年~2016年のグランプリファイナル4連覇。

2020年には四大陸選手権を優勝しゴールデンスラム達成と同時に、全主要国際6大会を制覇したスーパースラムを達成。

etc…

…改めて見ても凄い選手ですね!

今現在もまだまだ高みを目指している姿は、正にアスリートの鏡ともいえると思います!

 

羽生 結弦 選手 に学ぶ、強くなる為に必要な「努力」の考え方

これはたまたま目にしたニュース番組での特集での一コマの話です。(かなり前なのでうろ覚えですが…)

それは、オリンピックで2度目の金メダルを手にした 羽生 結弦 選手が、ジュニア時代に通っていたスケートクラブに顔を出し、オリンピックを目指す後輩ジュニア選手達と一緒に練習をする!と言うものでした。

そこには、後輩ジュニア選手と一緒に滑る 羽生 結弦 選手 が映し出されていて、とても和気あいあいとしたものでした。

練習の最後に、羽生 結弦 選手がオリンピックでの演技を披露し、その迫力と雰囲気を目の当たりにしたジュニア選手達が圧倒されていました。

そして、練習後…

「最後に 羽生 選手 に何か質問はないですか?」とコーチが声を掛けました。

何人かのジュニア選手が質問をしていましたが、その中で一番印象に残った受け答えが有りましたのでそれを紹介したいと思います。

後輩ジュニア選手の質問に答える 羽生 結弦 選手

ジュニア選手 「私も将来、羽生 選手の様にオリンピックで金メダルを取れるような選手になりたいと思っているのですが 、どんな練習をすればいいですか?」

羽生 選手 「そうだね…」

羽生 選手 「まずは人の2倍練習する!」

羽生 選手 「 きっとみんないつもスケートクラブに通って頑張って練習していると思うんだけど… 周りの人も練習してるし、他のクラブの子達も同じように練習してるんだよね!」

羽生 選手 「 もし本当に自分が1番になりたいと思うなら、人が練習しているその2倍はやらないとダメだと思うよ!」

羽生 選手 「まあ… 僕は3倍練習するけどね! あはは!」

最後の一言…

正にこれこそが、まだ現役にして結果を出し続けているチャンピオンの思考!と思った瞬間でした!

一言で言えば負けず嫌い!

「君たちが2倍練習するなら、僕は3倍やってチャンピオンになるよ!」

と言っているように僕は感じました。

 

「努力」を 「努力」 と感じない『感覚』(センス)!

僕はこれまで多くのジュニア選手を教えてきましたが、最後まで熱意を持って上達していく選手には共通している事が有ります…

それは、とにかくその競技にのめり込んでいて、迷わずやり続ける意思と集中力を持っていると言うことです!

これを僕は、「努力」の『感覚』(センス)が身に付いた状態と考えています!

 

「感覚」(センス)って何?って方はこの記事をどうぞ。

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この 「努力」の『感覚』(センス) は、その競技に対する情熱とも言えるものだと思います!

誰かにやめろと言われるまで練習していたり、日常生活でもその競技の事を考えていたりと、傍から見て「努力」と見える行動を本人は「努力」と全く感じていない状態です!

これは、羽生 選手が「まあ、僕は3倍練習するけどね!あはは!」 と言った言葉の中にもにじみ出ていて、この3倍練習するということを「努力」しているとは1ミリも感じていないのだと思います!

もっと高みを目指したい!もっとハイレベルな技術を身に付けたい!もっと高得点を出せる演技を成功させたい!etc…

そんな、更に上達したいと言う欲求を持ち続けているからこそ、金メダルと言う現状にも慢心せず、次を考えた取り組みが出来るのだと思うのです!

 

少数派になると言うこと!

僕の中では、ジュニアの時代で一番重要なのが、この 「努力」の『感覚』(センス) を身に付けることだと思っています!

この 「努力」の『感覚』(センス) を身に付ける ためには、この競技に対して100%の情熱を注ぐことが重要だと思っています!

しかし… 

世の中での一般的な考え方としては…

その子に本当に才能が有るかどうかを幼少期の戦績で見極め、もしダメだった時のために練習時間を削って塾に通わせるなどの保険を掛けた取り組みを行います…

この考え方の根本に有るのは、少数派である本当のプロアスリートの思考と、多数派である一般の人との思考の違いに有ると思います!

多数派、少数派について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

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実際、文武両道は大切な事ですが、メインがどっちなのか分からなくなってしまうような取り組み方では、 「努力」の『感覚』(センス) が身に付くことはまず無いと思います…

もし本当に強い選手になりたいと思うのであれば、まずあれこれ考える前に、その競技に夢中になり、全力を注ぐくらい没頭することが重要だと思います!

 

もしこの世に【才能】と呼べる物が有るとすれば…

このまま続けても、将来成功する保証など全く無い状況下で、「努力」の『感覚』(センス) の情熱を絶やすこと無く、最後までやり抜く事ではないかと思うのです!

 

まとめ

今回は、羽生 結弦 選手の何気ない一言から垣間見れた、アスリートの思考 「努力」の『感覚』(センス)について説明しました。

実際、「努力」の考え方は人それぞれだと思いますが、人に言われて行っている「努力」のままでは、本当の意味での成長は期待できないのではないか?と思います…

とにかくまずは思いっきり楽しんでのめり込むことが大切!

そして最後には「突き抜けた」存在になる!

 

現40歳にして、未だに驚異的なパフォーマンスを発揮するロジャー・フェデラー選手も、年齢を重ねることでテニスのプレーを楽しむようになったと語っています。

正に「努力」の『感覚』(センス) からくる情熱と欲求を持ち続けているからこそ競技を続けていられるのだと思います!

出来ることなら僕が教えたジュニアたち全員が、この「努力」の『感覚』(センス)を身に付けてほしい…

そんなことを日々考えるカタルでした。

 

今日はここまで!

 

~おしまい~

  

  

 

『肉が食いたい』って人は必見!!

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