身に付けろ!パワーとしなやかさを生み出す3種類の【 上半身 】の使い方!!

身体の使い方編

こんにちはカタルです。

 

憧れのプロ選手の様に、スムーズで力強いスイングを身に付けたい!

 

これは…

テニスの上達を志す人ならば、必ず思い描くことではないでしょうか?

 

近年のテニスのレベルはとんでもなく進化し、昔とは明らかに違うレベルになって来ています。

その大きな要因となっているのが、優秀な選手のプレーや身体の使い方を多くの選手やコーチが研究し、それを身に付け、更に上回って行くことを積み重ねてきたことに有ると思いす。

今現在、トップクラスで戦っているプロの選手達も、ジュニア時代には、憧れの選手の真似をしながら成長したことでしょう。

 

この身体の使い方を身に付け、研究する事こそが、より高いレベルへとプレーを引き上げる、大きな切っ掛けになると僕は思っています。

 

身体の使い方、最後のジャンル【 上半身 】の動き

身体の使い方【 下半身 】【 上半身 】【 肘 】【 手先 】の4つのジャンルに分けることが出来ます。

これまで…

【 手先 】の使い方として『 プロネーション 』

【 下半身 】の使い方として『 パワーポジション 』『 股関節の抜き 』

【 肘 】の使い方として『 ゼロポジション 』『 ハイクリーン 』

この3つのジャンルを紹介しました。

 

身体の使い方のこれまでの記事はこちら!

身体の使い方編の記事

 

そして、今回紹介するのが、身体の使い方最後のジャンル、【 上半身 】の使い方です。

この【上半身】の使い方を理解できれば、身体の重さをボールに伝えることが出来るようになり、しなやかで、パワーのあるスイングが行えるようになると思います。

是非、身に付けてみて下さい。

 

【上半身】と【下半身】の境目…

【上半身】の使い方を説明する前に、【上半身】【下半身】の境目を理解しておく必要が有ります!

写真 ①

今年の初めにアップした、身体能力アップ!下半身と上半身の境目はどこ?これを理解すれば身体の動きは格段と良くなる!の中でも説明しましたが…

身体の構造の中では…

みぞおちから下が【下半身】

みぞおちから上が【上半身】になります。(写真 ①を参照)

今回紹介する【 上半身 】の使い方とは、このみぞおちから上の動きのことを言います。

この事を理解した上で、取り組んで行ってください。

 

紹介記事はこちら⇩

身体の使い方の記事

身体能力アップ!下半身と上半身の境目はどこ?これを理解すれば身体の動きは格段と良くなる!

どうもカタルです。 今回は身体の使い方を学ぶ上で、とても重要な身体の構造… 『下半身と上半身の境目』を説明していきたいと思います! バネのある動きは身に付けられる! 身体能力の高さ

 

【 上半身 】の骨『 胸骨 』と3種類の動き

ⅰ.「 胸骨 」

【 上半身 】の使い方を身に付ける上で意識したいのが、『 胸骨 』を動かすと言う感覚です!

写真 ②

「 胸骨 」とは、胸の中央に有る骨のことで 、肋骨と繋がっている【 上半身 】の中心となる骨です。(写真 ②を参照)

この胸の骨「 胸骨 」を意識して動かすことで、【 下半身 】【 肘 】との連動を生み、通常では出せないようなパワーを生み出すことが出来るようになります。

 

ⅱ.3種類ある【 上半身 】の動き

【 上半身 】の使い方には…

①上げ下げの動き

②ひねりの動き

③左右を上下させる動き

の3種類が有ります。

この3種類の動きを、スムーズに行うために意識するのが先ほど説明した「 胸骨 」です。

この「 胸骨 」を意識した3つの動きを覚え、上手く組み合わせれた時には、ナチュラルで力強い動きが身に付いていると思います。

一つ一つ身に付けて行きましょう。

 

【上半身】の使い方 その① 「 胸骨 」の上げ下げ!

それでは、【 上半身 】の使い方の一つ目!

「 胸骨 」の上げ下げ について説明して行きたいと思います。

 

ⅰ.「 胸骨 」と「 骨盤 」の繋がり

これは、前紹介した身体の使い方(下半身編 Ⅰ)【基本の姿勢『 パワーポジション 』】の中でも説明しましたが、「 胸骨 」「 骨盤 」には繋がりが有り、同期した動きをするように身体が出来ています。

『 パワーポジション 』 の記事はこちら⇩

身体の使い方の記事

身体の使い方(下半身編 Ⅰ)【基本の姿勢『 パワーポジション 』】

『 パワーポジション 』を知る   プロの選手と、一般のテニスプレイヤーとの一番の違いは、下半身の使い方といっても過言ではないと思います。   その下半身の使い方の基本として『 パワーポジション 』という姿勢が有ります。   『 パワーポジション 』は色々な

 

まずは 写真 ③ の説明をご覧ください。

写真 ③

この 写真 ③ で説明している『 胸骨 』『 骨盤 』の動きは、【 下半身 】【 上半身 】繋げるとても重要な動きです!

「 胸骨 」が上がれば、「 骨盤 」が後ろに引かれ腰が入るようになります。

逆に、「 胸骨 」を下げれば「 骨盤 」が前に出て丸まった姿勢に変わります!

この「 胸骨 」の動きは、ダンスやパントマイムなど、体で表現する動きにもよく使われていて、身体をしなやかに動かす動作でもあります。

 

ⅱ.「 胸骨 」の上げ下げが生むパワー!

1年前に紹介した、『 パワーポジション 』の説明の中では、「 胸骨 」が下がり、「 骨盤 」が前に出る姿勢は良くない姿勢と説明しましたが、あくまで『 パワーポジション 』を作るとしたらの説明です!

実は、この「 胸骨 」が下がり、「 骨盤 」が前に出る姿勢は、パワーを出すためにはとても重要な姿勢なのです!

それでは、「 胸骨 」の上げ下げ のパワーを動画で説明していますのでご覧ください。⇩

 

いかがでしたか?

今回は「 胸骨 」だけを意識した動きでしたが、身体の動きでどのように体重を乗せるのか、少しはイメージが沸いたのではないでしょうか?

 

ⅲ.「 胸骨 」の動かし方

胸を上げる動作をする時、みぞおちから上を持ち上げる感覚で、「 胸骨 」とあごを近づけるような意識をします。

上手く動かせると体感が使われ、みぞおちの奥の方が動いていると感じると思います。

最初は、みぞおちに空気を入れるようなイメージで、鼻から息をスッと吸うと「 胸骨 」が上がるようになります。

この動きの特徴として、「 胸骨 」を上げると肩が下がり、「 胸骨 」を下げると元に戻る、と言う動きがあります。

逆に、「 胸骨 」を上げようとして肩が上がってしまう場合は 、「 胸骨 」ではなく、肩の上げ下げになってしまっています。

上手く出来ているかどうかの目安にしてみて下さい。

 

…中には、何回やったも「 胸骨 」を上げる感覚が分からないと言う人もいるかもしれません。

そんな人は、先に「 胸骨 」を下げて行く動作を行ってみましょう。

この下げる動作を行う時、頭を前に出してお辞儀するような形にならないように気を付けてください。

写真 ③ の様に「 骨盤 」を前に出しながら真っすぐ下げていく事が重要です。

上手くいくと、下っ腹に力が入って行く感覚が生まれると思います。

 

日頃、「 胸骨 」を意識して動かして無い人には、最初かなり難しいかもしれませんが、地道に動かそうとしていると、徐々に感覚がつかめて行けるものです。

上手くいかなくても、めげずに取り組んでみて下さい。

 

ⅳ.パワーと柔軟性を生む姿勢『 トップ 』!

少し前に【 肘 】の使い方『 ゼロポジション 』を紹介しましだが、その『 ゼロポジション 』にはさらに先が存在します。

『 ゼロポジション 』の記事はこちら⇩

身体の使い方の記事

身体で【 手先 】を動かすために重要な【肘】の動き!「ゼロポジション」と「ハイクリーン」!

こんにちはカタルです。   スポーツにおいて、身体の使い方を身に付けて行くことは、レベルを上げる上でとても重要だと考えています。   今回は、そんな身体の使い方の一つである【 肘 】の使い方…   「ゼロポジション」と、「ハイクリーン」と言う動きを紹介したいと…

 

それが、『 ゼロポジション 』の状態から「 胸骨 」を上げることで「 肩甲骨 」をはめた状態にする、『 トップ 』と言う姿勢です。

それでは 写真 ④ の説明をご覧ください。

写真 ④

この 写真 ④ を見れば『 ゼロポジション 』【 肘 】の位置と『 トップ 』での【 肘 】の位置の違いが分かると思います( 少し、顔隠しの影響で【 肘 】の位置が分かりずらいかもしれませんが… )。

通常の『 ゼロポジション 』の状態に比べ、「 胸骨 」を上げた状態の 『 トップ 』 方が、【 肘 】が後ろに引かれ、肩のラインと真っすぐな状態に変わっていると思います。

これは、「 胸骨 」を上げることで「 肩甲骨 」が下がり、身体とはまったことで起こる姿勢です。

身体には、表側と裏側が有り、それが逆の動きをすることで力を出すと言う特徴が有ります!

つまり、表側である「 胸骨 」が上がることで、裏側である「 肩甲骨 」が下がり、表側の「 胸骨 」が下がれば、裏側の「 肩甲骨 」は上がる動きをするのです。

写真 ⑤

これは、【 肘 】を下げた状態でも同じです。(写真 ⑤ を参照)

【 肘 】の位置が前に有る『 ゼロポジション 』の状態に比べ、「 胸骨 」を上げた『 トップ 』の姿勢は、少し【 肘 】が後ろに引かれた状態になります。

この姿勢は、身体と一体になった強い姿勢でありながら、柔らかく柔軟な動きを可能にする姿勢でもあります!

仮に、「 肩甲骨 」だけを意識して動かそうとすると、肩が力んで「 肩甲骨 」が上がってしまったり、「 肩甲骨 」周りが力んでしまい、ケガの原因になることも有るので気を付けましょう。

 

ここまで説明した『 トップ 』の姿勢には、「 肩甲骨 」の〈固定〉と〈解放〉を行うと言う特徴が有ります。

「 胸骨 」を上げて『 トップ 』を作ることで「 肩甲骨 」は〈固定〉され、「 胸骨 」を下すことで〈固定〉された「 肩甲骨 」が〈解放〉され、て腕が振り出されます。

この〈固定〉と〈解放〉をスムーズに行うことで、柔軟さと力強さを兼ね備えたスイングを可能にするのです。

 

ⅴ.『 トップ 』の姿勢が生む柔軟なスイング!

それでは、『 トップ 』の姿勢でのスイングの流れを説明して行きたいと思います。

それでは 写真 ⑥ の説明をご覧ください。

写真 ⑥

この『 トップ 』の姿勢でのスイングでは、『 ゼロポジション 』での【 上半身 】【 肘 】の繋がりを保ったまま、「 肩甲骨 」を柔らかく動かせるようになります。

この効果は、テークバックから打点までの動きを柔軟にし、色々なショットに対する対応や、スピンをかけるなどのラケットコントロールの向上につながります。

写真 ⑦

この 写真 ⑦ は、『 トップ 』の姿勢でのサーブのスイング ですが…

振り上げる動作が入る分少しの違いはありますが、 写真 ⑥ のフォアハンドストロークの流れとほとんど同じなのが分かると思います。

これは、バックハンドストロークやボレーでも同様です。

応用してみて下さい。

 

【上半身】の使い方 その② 【 上半身 】の捻り!

それでは、二つ目の【上半身】の使い方、【 上半身 】の捻り について説明して行きたいと思います。

ⅰ.【 下半身 】の捻りと【 上半身 】の捻りの違い!

以前紹介した、 下半身の使い方 Ⅱ 【 腰を回す?回さない? ホントの腰の使い方 】 の中で、『 腰を入れる 』動作として『 股関節の抜き 』と言う動きを説明しました。

この二つの動きは、【 下半身 】の捻りの動きでもあります。

『腰を入れる動き』と『股関節の抜き』についての記事はこちら⇩

身体の使い方の記事

下半身の使い方 Ⅱ 【 腰を回す?回さない? ホントの腰の使い方 】

上達するために…   「身体を使って打つ」   上達を目指す上で、必ず耳ににする言葉ではないでしょうか?  ですが、どのようにすればそれが出来るのか?   どの動きが「身体を使って打つ」なのか? なんだか良く分からないって人が大半だと思います。 今回は、「身体を使っ

 

この【 下半身 】の捻り上半身 】の捻りは、同一のものと勘違いされがちですが、ここには明らかな違いが有ります。

それでは、【 下半身 】の捻り上半身 】の捻りの違いについて説明して行きたいと思います。

まずは 写真 ⑧ をご覧ください。

写真 ⑧

初めに説明した通り、【 下半身 】【 上半身 】の境目は、みぞおちからになります。

写真 ⑧ の説明にある様に【 下半身 】の捻り は、みぞおちより下の股関節の動きになります。

対して上半身 】の捻りは、みぞおちから上を捻る動作になります。

この時、みぞおちから下は動かないように気を付けながら、「 胸骨 」が向いている方向を意識して動かします。

更に、「 胸骨 」を上げた状態で行えば、より感覚が分かりやすくなると思います。

 

ⅱ.『 トップ 』を作った状態での【 上半身 】の捻り

それでは、【上半身】の使い方 その① – ⅳ で説明した、『 トップ 』を作った状態で上半身 】の捻りを行った動きを見て行きたいと思います。

写真 ⑨
写真 ⑩

先ほども紹介した、 身体で【 手先 】を動かすために重要な【肘】の動き!「ゼロポジション」と「ハイクリーン」! の中でも説明していますが、『 ゼロポジション 』の状態で上半身 】の捻りを行うと、【 肘 】が一緒に付いてくる動きをします。

この時、【 肘 】を 後ろに引いた状態にすると、「 肩甲骨 」がぐにゃぐにゃとずれてしまい、上半身の動きと上手く連動しなくなるのですが、「 胸骨 」を上げて『 トップ 』の姿勢を作れば、【 肘 】が後ろに引かれた状態でも、上半身の動きにしっかり付いてくるようになります。(写真 ⑨写真 ⑩ を参照)

身体を使ったスイングを柔軟に行う上で、とても重要な認識なので、是非覚えておきましょう。

 

ⅲ.『 捻り戻し 』がパワーに変わる!上半身 】の捻りイメージ!

【 上半身 】の捻りで力を伝えようと考えた時、『 捻り戻し 』と言う感覚が重要です!

これを理解するためのイメージとして、体感部分を強力なゴムのようなものと考えると分かりやすくなると思います。

例えば、ゴムで出来た長方形の棒が有るとします。

この棒の下側を地面に固定し、上になった部分を捻ねると、元に戻ろうとする強い力が発生すると思います。

この『 捻り戻し 』の動きが、身体でも起こっているのです。

つまり、【 上半身 】の捻りで使われている体感が、強力なゴムのような役割をしていて、【 下半身 】をしっかり固定した状態(バランスを取った状態)で【 上半身 】捻れば、自然と戻ろうとする力がが生まれるのです。

この、意識しなくても自然と戻ろうとする【 上半身 】の動きが、身体を使ってパワーを出す上でとても重要になってくるのです。

 

ⅳ.『 肩を入れた 』構えが生む『 捻り戻し 』のスイング!

それでは、 で説明した『 捻り戻し 』 を利用したスイングを説明して行きたいと思います。

まずは 写真 ⑪ をご覧ください。

写真 ⑪

これは、『肩を入れる』と表現される上半身 】に捻りを加えた、フォアハンドストロークの構えです。

この構えは、上半身『 捻り戻し 』を生み、ボールを軽く飛ばすことが出来る、「ふところ」を作り出します。

写真 ⑫

写真 ⑫ の説明に有るように、『 肩を入れた構え 』では、腰の向きと胸の向きに生まれた少しの差を、戻そうとする力が自然と生まれます。

写真 ⑬

写真 ⑬『 捻り戻し 』を見れば、一旦生まれた腰と胸の向きの差が、元の向きに戻っているのが分かると思います。

この時、【 上半身 】を強く捻って力ずくで戻そうとしたり、勢いを付けようと腰を回したりしてしまうと、逆に『 捻り戻し 』が起こらなくなりパワーが上手く伝わらなくなってしまいます。

あくまで【 下半身 】の動きは、【 上半身 】『 捻り戻し 』を起こすための土台と考え固定します。(バランスを取る)

この『 捻り戻し 』が起こる範囲でボールを捉えることが出来れば、軽い力でヒットすることが出来るようになります。

『 肩を入れた構え 』そのものが、自然とパワーが生み出す動きになると言う認識をしておいてみて下さい。

 

【上半身】の使い方 その③ 左右を上下させる【 上半身 】の動き!

【上半身】の使い方3つ目は、左右を上下させる【 上半身 】の動きです。

この動きは、瞬発的にスイングの切っ掛けを作ったり、高いボールや低いボールに対しての身体の対応に利用します。

この動きが出来るようになると、一気にスキルアップする可能性も有りますので是非身に付けましょう!

ⅰ.【 上半身 】の左右を上下させる動き!

それでは【 上半身 】の左右を上下させる動きを説明して行きたいとおもいます。

この動きも、みぞおちから上を動かすと言う認識を忘れずに行いましょう。

それでは 写真 ⑭ をご覧ください。

写真 ⑭

これが、【 上半身 】の左右を上下させる動きの基本的な動作です。

この動作は、肩のラインを上下させ、右肩の高さと左肩の高さを入れ替えます。

この時、腰を左右に動かして肩のラインを上下させないように気を付けましょう!( 写真 ⑮ を参照)

写真 ⑮

【 下半身 】が左右に動くと、頭の位置が大きくブレてしまい、バランスや目線が崩れてしまいます。

あくまで【 下半身 】は、【 上半身 】を動かすための土台なので、バランスを崩さないように気を付けましょう。

 

ⅱ.パワーを生むイメージは「 てこの原理 」

で説明した【 上半身 】の左右を上下させる動きはこの動作自体にパワーが有ります!

そのパワーを生み出している動きのイメージは、「 てこの原理 」です。

それでは 写真 ⑯ 図 Ⅰをご覧ください。

写真 ⑯
図 Ⅰ

写真 ⑯ 図 Ⅰを見比べると、この【 上半身 】の左右を上下させる動き写真 ⑯ )が、「 てこの原理 」図 Ⅰ )と同じような動きなのが分かると思います。

みぞおち支点となり、下げる方が力点、上がる方が作用点となります。 ( 写真 ⑰ を参照)

写真 ⑰

支点、力点、作用点!

「 てこの原理 」は、小学校6年生ぐらいの理科で習いますが、なんとなく覚えている人がほとんどだと思います。

簡単に説明すると…

普通に持ち上げようとしても持ち上がらないような重い物でも、棒を下に入れ、間に物( 支点 )を置いて反対側を下に押す( 力点 )と、軽い力で物が持ち上がる( 作用点 )と言う物理の法則です。 ( を参照)

この「 てこの原理 」【 上半身 】の左右を上下させる動きと照らし合わせた時、どのように力を伝えるのか想像できてくるのではないでしょうか?

通常、右側に力を入れたければ右側を動かし、左側に力を入れたければ左側を動かすと言う発想をすると思いますが、この【 上半身 】の左右を上下させる動きの中では違う発想をします。

右手側に力を伝えたいときは、左側を動かし、左側に力を伝えたいときは右側を動かすことで力を加えるイメージです。

この動きが力まずパワーを出す一つの要素にもなって来るので、覚えておきましょう。

 

ⅲ.『 ボディーラバー 』

それでは「 てこの原理 」をイメージした力の伝え方を、実際のテニスの動作で説明して行きたいと思います。

ここからは「 身体のてこの原理 」と言う意味合いで『 ボディー( 身体 )ラバー( てこ ) 』と呼びたいと思います。

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写真 ⑱

この 写真 ⑱ は、サーブのトスを上げた時の『 ボディーラバー 』を意識した動作です。

左腕を上げる動作を【 上半身 】右が下がり、左が上がる動きと連動させることで、軽い力で、安定したトスが上げれるようになります。

実際、トスの上げ方に悩んでいる人の多くは、小手先や、腕を振り上げる勢い、更には膝を曲げ伸ばしする勢いなどでトスを行ってしまい、毎回力んでしまったり、トスの位置がばらついてしまっていると思います。

この『 ボディーラバー 』を利用したトスの動作を身に付けることが出来れば、トスを上げることに対するストレスが解消されるだけでは無く、その流れでスイングにも繋がる動きへと変わって行きます。( 写真 ⑲ を参照)

写真 ⑲

この 写真 ⑲写真 ⑱ の続きの動きです。

先に説明した写真 ⑱の様に『 ボディーラバー 』を意識したトスの動作を行えるようになれば、トスを上げる動作自体が、振り上げるための準備となり、その流れで、左側を下す動作を行えば、力まなくても右手に力が加わる動きになるのです。

 

ⅳ.『 ボディーラバー 』で高い打点にパワーを加える!

ではサーブの動きで『 ボディーラバー 』の動きを説明しましたが、他のショットでも同じようにこの動きは行われています。

ただ、使い方の意図が とは違う部分も有るので、詳しい動きの説明は、この後紹介する動画の中で行いたいと思います。

ただ、そんな各ショットの中でも、高い打点に対する打ち方は、 で説明した『 ボディーラバー 』の動きとかなり近いので先に説明しておきたいと思います。

 

1.フォアハンドストロークの高い打点

ここまで説明してきた『 ボディーラバー 』の動きには、力を伝えるポイントを移動させると言う特徴が有ります。

この特徴を理解し、上手く利用することが出来れば、どのように高い打点で力を伝えるのかがイメージ出来てくると思います!

写真 ⑳
写真 ㉑

この 写真 ⑳写真 ㉑ は、フォアハンドストロークで高い打点を打ちに行った動きです。

最初、左肩の方が高い状態にある肩のラインを、『 ボディーラバー 』の動きで入れ替え、右肩の方が高くなる様に上げています。

この右肩のラインを上げたことで、高い位置でも力強くスイングできる姿勢になり、高い打点でも体重を乗せることが出来るようになります。

 

このように、『 ボディーラバー 』の動きには、自分が苦手なショットや打点の高さを克服し、改善する事が出来る可能性が秘められているのです。

 

2.両手バックハンドストロークの高い打点

両手バックでの高い打点でも、フォアハンドと同様に『 ボディーラバー 』の動きを利用します。

写真 ㉒
写真 ㉓

この 写真 ㉒写真 ㉓ は、バックハンドストロークで高い打点を打ちに行った動きです。

フォアとは逆に、右肩が高い状態から左肩のラインを引き上げ、同時にラケットヘッドを立てて行くようなイメージで振り上げます。

中には、高い打点を上から下にスイングする人もいるかもしれませんが、あくまで高い打点も下から上にスイングするイメージで行います。

ただ、この下から上の動きを【 手先 】で行うのではなく、『 ボディーラバー 』の動きで振り上がっている状態をしっかりスイングと認識して行うことが重要です。

上手く動かすことが出来れば、しっかりフラット系のボールも打つことが出来るので練習してみて下さい。

 

3.片手バックハンドストロークの高い打点

片手バックハンドの高い打点は、苦手な人が多く、弱点として位置づけられていることが多い場所ですが、この『 ボディーラバー 』の動きを取り入れることが出来れば、十分克服できる可能性がに有ると思います。

それでは、 写真 ㉔写真 ㉕ の説明をご覧ください。

写真 ㉔
写真 ㉕

この片手バック動きは、ここまで説明した、フォアハンドと両手バックと少し違い、『 ボディーラバー 』の動きで引き上げた肩のラインに沿って腕の振り上げを行います。

この時、ラッケットヘッドを立てて行くようなイメージでスイングするのは同じです。

そして、スイングの勢いで身体を回すのではなく、左側に壁を作るイメージでバランスをとることが、力強く振り抜くことが出来る重要な要素になるのです。

 

4.ハイボレー

ボレーの高い打点は、チャンスでありながら、ミスの多い場所でもあります。

勢いを付けようとラケットを引き、面が開いてアウトしてしまったり、逆に押さえようと面をかぶせてしまいネットしてしまうことも有ります。

この面が崩れてしまうミスを減らす為に、この『 ボディーラバー 』の動きはとても役に立つと思います。

それでは、 写真 ㉖写真 ㉗ の説明をご覧ください。

写真 ㉖
写真 ㉗

この 写真 ㉖写真 ㉗ で説明している『 ボディーラバー 』を利用したハイボレーの動きは、肩のラインの上げ下げもスイングと認識することで、高い打点での上から下のスイングを可能にします。

この動きの中で、面の向きを上手く動かすことで、打つコースをコントロール出来るようにもなって行きます。

仮に、【 手先 】【 肘 】を上に伸ばした状態で打とうとしてしまうと、最後に【 手先 】を振ってボールを飛ばそうとする動きになってしまいます。

あくまで【 手先 】はボールをコントロールする為に使うイメージをしておきましょう。

 

5.高い打点のスライス

基本的には、高い打点のスライスもハイボレーとかなり近い動きになります。

高さによっては、ラケットを立ててサイド回転を掛けるイメージで打つことになりますが、肩のラインを上げた状態からの上から下の動きが鍵になります。

それでは、 写真 ㉘写真 ㉙ の説明をご覧ください。

写真
写真

写真を見ればわかると思いますが、ハイボレーのスイングとかなり近い動きをしています。

唯一大きく違うのが、捉え方と振り抜き方です。

スライスの場合、『 ボディーラバー 』による上から下の動きを利用して、斜め下に抜くようなイメージで振り抜きます。

この『 ボディーラバー 』の動きで、打点をスムーズに通過させる捉え方が出来れば、ラケット面を安定させたまま重さを伝えることが出来るようになり、深さや弾道、回転量などもコントロール出来るようになります。

もしこの動きを【 手先 】で行ってしまうと、打点でこねたり、力んでちょん切るような当たりになってしまい、上手くボールが飛ばなくなったりコントロール出来なくなってしまいますので気を付けましょう。

 

6.スマッシュ

これは少し番外編的な物になりますが、スマッシュのタイミングと距離を取る方法を『 ボディーラバー 』の動きで説明して行きたいと思います。

 

スマッシュの動作は、サーブの動きとほとんど同じですが、タイミングの取り方は別物です。

試合中、スマッシュを当て損ねてミスしてしまった!

なんて経験をした人は少なくないのではないでしょうか?

そんな、スマッシュミスのほとんどの原因が、身体を動かし出すタイミングの遅れです。

この身体を動かし出すタイミングが上手く行くようになれば、スマッシュの確率は一気に上がると思います。

ぜひ試してみて下さい。

 

それでは、 写真 ㉚写真 ㉛ の説明をご覧ください。

写真
写真

スマッシュを教わる時、最初に教わる構えが左手を上に上げた姿勢だと思います。

そして…

この姿勢でタイミングと距離を測って一気に振り上げて打つ!

と言った感じでは無いでしょうか?

ここにタイミングが合わなくなる原因が有ります…

この左手を上げた構え自体は、とても大切なのですが、タイミングが合わない人のほとんどが、この姿勢を長く保ちすぎて振り遅れてしまっています。

この姿勢はあくまで準備なので、ボールが上がり切った時には下ろし始め、右肘と入れ替えておくことが大切です。( 写真 ㉚ を参照 )

この時、サーブと同じように『 ボディーラバー 』の動きを行い、 【上半身】の使い方 その① ‐ ⅴ写真 ⑦ )で説明した 『 トップ 』を作ります。

この『 トップ 』の姿勢でタイミングと距離を合わせることが出来るようになればスマッシュのミスは格段と減って行きます。

つまりスマッシュの流れは…

左手を上げる(準備)→ 『 トップ 』(距離とタイミングを合わせる)→ ヒット!

っと言う三段階になるのです。

是非試してみて下さい。

 

それでは…

ここまでの説明と、それを総合した各ショットのスイングの説明を動画にしましたのでご覧ください!

ただ…総合的に30分弱の長い動画なので…

ここまでの説明は飛ばしたいと言う人は、概要欄にある《タイムスタンプ》の

「17:22  上半身の使い方 その④ 3種類の動きを合わせた各ショットのスイング!」

からご覧ください。

いかがでしたか?

この3種類の【 上半身 】の使い方を意識すれば、今まで出来なかったショットや、調子の浮き沈みを減らすことが出来る可能性が有ると思います!

是非参考にしてみて下さい!

 

まとめ

今回は身体の使い方の核となる【 上半身 】の使い方を説明しました。

注意点として、あくまで【 下半身 】の土台としての動きが有ってこその【 上半身 】の動きだと言うことを忘れずに行って下さい。

最終的には、あまり意識しなくても【 上半身 】が動かせるようになっていることが理想です。

是非身に付けてみて下さい。

 

今日はここまで!

 

~おしまい~

  

  

 

『肉が食いたい』って人は必見!!

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